これは私が小1の時の話だ。私はお母さんに私と妹の二人でおつかいに行くようにと言われた。このおつかい、一見簡単そうに見えるが私にとって何かハプニングが起きるではないかと予想するほど重いミッションだと感じていた。なぜなら、妹は幼く、すぐどっかに行ってしまう子で私自身、妹と二人で行動するのが初めてであるからだ。そうだとしても言われたことをやらなきゃという責任感におわれた私は二人でおつかいに行くことを決意した。そうしていざ、おつかいに行ってみると予想通りハプニングが起こった。スーパーに行く途中の道で妹とはぐれたのだ。私は妹を見つけきれないかもしれないと言う不安にあふれたので、周りをよく見渡して妹を必死に探した。すると今いる道の横にある公園で遊んでいるのを見つけた。妹は遠くに行ってなかったようだ。妹を見つけた時、私はホッとした。それと同時に妹が遠くに行ってしまい、永遠に見つからないことが起きなくて本当に良かったとも思った。思った後、私は妹のところに向かい、妹に
[すぐどっか行かないように!]
と注意した。しかし妹は私の話を注意深く聞かず、何事もなかったようにまたどっかに行こうとした。私はそれを一瞬で止めた。そして私はもうどっか行かないように妹と手を繋ぐことを考えた。私が手を出すと、妹は手を繋ぐのを嫌がらず手を繋いだ。手を繋いだままスーパーに向かった。手を繋ぐことを帰りも続けたため妹がどっか行かず、おつかいを無事に終わらせることができた。私は初めて一人で妹の面倒を見ることができた。きみと手を繋いで歩いた道、それは妹の面倒を見れる理想の姉に一歩近づくための重要な日だったかもしれない。
6/9/2025, 8:58:28 AM