らんげるはんす

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今日のテーマは『冬は一緒に』ということで。

唐突ですが、あれは確か2017年4月11日。
自宅への帰路の途中「てとてと...」なんてオノマトペが聞こえるような足取りで、私の家まで子猫がついてきました。
拾い上げるか迷った末に「のたれ死なれても、保健所に連絡するのも後味が悪い。この命の責任を背負ってみよう」と思って拾い上げた記憶があります。
子猫にはヘブライ語で「安息」という意味を持つ「ノア」と名付けました。我ながらセンスがいいですね。
実際、ノアはその名の通り、私に安息を与えてくれる存在として、今も一緒に暮らしています。

夏は暑いですから、ノアは一緒に寝てくれません。
ただ、『冬は一緒に』寝てくれます。現金な奴ですね。
私が布団に入ると、時間差でやってきて、私がひょいと布団を上げるとモゾモゾと入ってくれる。大抵は脇か股の間にスポッと入り込んで、そこで丸くなる。

猫は暖かい、体温的な話ではなくて。
なんというのか、多幸感でどこかくすぐったい気持ちになって、心がやんわりと暖まるような、そんな暖かさがある。
「冬は人肌が恋しくなる」なんてフレーズもありますが、私は猫肌が恋しくなるわけです。

はい、過去に思いを馳せていたら30分が経過しました。
最後に精神分析の創始者フロイトの名言を書き残して、このテーマは終えたいと思います。

「猫と過ごす時間は決して無駄にならない」
                  
                  by Sigmund Freud

12/18/2024, 12:04:15 PM