ひいらぎ紅茶

Open App

みゃーと鳴く声に耳を傾けると路地裏で子猫が数匹固まっていた。
とても可愛かった、でも触ってはいけないとおばあちゃんが言っていた。
触ると人間の匂いが着くからお母さん猫がお世話をしなくなると。
触りたい欲を我慢してじっと眺める。
小さい手足を動かしお母さん猫を探している様子は、嫌なことを全部忘れるほど癒された。
しばらくしてお母さん猫が帰ってきて私を見ると警戒してか子猫にも近づかなかった。
悪いと思いスグ距離を取りコソッと覗くとお母さん猫は子猫達を毛ずくろいしてからご飯をあげていた。
17時を知らせる鐘がなり、暗くなってきたので帰ることにした。
また明日も会えますように。

11/16/2024, 3:07:28 AM