よつば666

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お題『夢と現実』

夏期補習1日めが終わって、家に帰ってきた萌香。
自室に向かわずリビングに置いてある、ソファベットの上で横になり夏の暑い日差しにやられた体を冷房で冷やしていた。

萌香「あつ〜い、お腹空いた〜」

と言ってもお手伝いさんや、執事がいるわけでもましてや未来の猫型ロボットなんて現実にはいるわけがないのですぐに美味しい食事がテーブルの上に用意されることはない。それでも、冷蔵庫には母親が作ってくれたお弁当がある。萌香は気だる体を起こしてそれを取りに向かい、電子レンジという素晴らし家電製品に感謝しつつ温めボタンを押した。萌香はレンジの中央でクルクルと回るお弁当箱を眺めながら呟く。

萌香「電子レンジって人の夢と希望が現実になった機械だよね。これを最初に発明した人は偉大だなぁ」

萌香の言ったことは電子レンジに限ったことではない。この場に真珠星(すぴか)や委員長が居たらきっと
こういうのかも知れない。

『いや、それ以外にももっとあるだろう!?』

End

12/5/2024, 9:34:11 AM