S.Arendt

Open App

「何でもないフリ」
・多忙なクランツ王の休暇

隣国との交流の機会に夜会へ出席
舞踏会の開催

遠い国で起きている諍いの仲介・解決

自国の民達への支援・財政についての会議

ここ2ヶ月でかなりの仕事が増えている
寝る間も惜しんで書類と向き合っているのに一向に減る気配がない…

金の髪を結った王は多忙であった
自国のことだけではなく、他国の問題などにも関わることになり働き続けていた

後ろに結った三つ編みが解けても気にすることなく働いた

そうすると、臣下達は心配し始めた
民のため、豊かな国にするためと一人で背負い過ぎている王
…どうにか休ませねば、我らの賢王が潰れてしまう。と

とある臣下は言った
「今この世界に滞在してるであろうグランローヴァ様に
 頼んで、陛下を休暇に連れ出してもらおう。」

臣下たちの声を聞かず働き続けるのなら、王が反論も何もできない相手をあてがうのが良い
名案だ


続きは後ほど書きます

12/12/2024, 5:48:32 AM