風がくしゃみをひとつしたら、
帽子は少しだけお辞儀をすること。
雨粒がステップを踏む夜は、
傘はくるりと踊ってあげること。
それから
泣きたくなったときは、
涙を隠さず、空に一粒あずけること。
雲がやさしく、砂糖菓子に変えてくれるから。
人はつい、
まっすぐ歩かなきゃいけないと思うけれど、
ときどきは風にさらわれて、
知らない道をくるりと回るのも正しいのです。
笑うときは、少しだけ大げさに。
悲しむときは、ほんの少しだけ軽やかに。
それが、この世界で
靴音を鳴らしながら生きていくための、
ひみつのルール。
さあ、胸を張って。
今日もひとつ、空に浮かぶように歩きましょう。
4/25/2026, 8:15:57 AM