トト

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茂木健一郎の「イマジン大学」というYouTubeでAI(人工知能)の話題で、

シアトルではWhat is your MOAT? などと訊く事が流行っているという話題が出ていた。

MOATとは「堀」のこと。堀はお城を守ってくれる重要な役割を担っているが、

この場合は「得意分野」とか「他人には負けない誇れるもの」などと訳す方が分かりやすいかも知れない。

その動画を要約すると、いま人工知能が熱くて、その進歩速度は何年単位ではなく、1日違えば大きく飛躍するという程のスピードで変わりつつあるそうだが、

我が日本はこの分野で世界に大きく水を開けられているのが現状だが、そのような技術面ではなく、ソフト面でリード出来るのではないか?

日本のMOAT(得意)は何かと言えば、例えば寿司がある。世界中で寿司が作られたとしても、寿司は日本のものが最高だと誰もが認めているではないか? 同じように、アニメや漫画も、今は日本のものが世界を席巻している。

優秀な人工知能は他国が作ったとしても、その使い方を考え出すのは日本人の得意分野なのでは?

てな趣旨だったと思う。


そんで、次に見たのが、

「日本のバブル崩壊時よりも酷い中国経済の現状」というタイトルの【中国まる見え情報局】というYouTubeだったが、

ここでも中国人が、
「今や日本の産業は、自動車などの工業製品から、アニメ、漫画のソフトへと移行し、実際に工業製品の需要を上回っている」と語っていたのである。

詳しい事実は分からないが、少し調べてみるとそのような実績もあるらしい。

何が言いたいのかと言えば、

やはり、今、日本のアニメ、漫画は凄いということだ。

私の文章には、殊更意識してアニメ、マンガの話題を挟めている。実はワザとそうしているのだが、

私の場合、必ずしも成功しているとは言い難いが、藤山寛美や本居宣長の話を書く時、アニメを引合いにした方が伝わると思うのである。

本居宣長を語るなら、尊皇攘夷の話とか書いても、誰も食いつかない。

だから最近は勉強に疲れると殊更見たことのないアニメやマンガを見て知識を増やしている。

今、日本文化を語るならアニメを見ずして何を語れるか?落語もいいけど、小林秀雄も好きだけど、今はマンガだろう?!


そうと確信して、今日の心模様は上々である。

オイラは何もないけれど、

右のポッケにゃ夢がある、

左のポッケにゃチューインガム♪

だ。

4/24/2024, 2:14:58 AM