タイトル「幸せに」
あの人と出会ったのはSNSで、
最初は、この人口悪いし態度でかいし合わないなー、って
思ってた。でも、なんだかんだ話していくうちに
好きになっていく自分がいた。
ふと思ったのが、たわいもない会話の中で、
この人の声を毎日聞きたいって思ってしまって、
とある提案をした。
「朝起こしてほしい、そのまま仕事中支障がない限り
電話繋げててほしいな」
と、言ってしまった。拒絶されるだろうなって思いながら、
言った言葉に「いいよ」と、返事が来た。
その言葉に歓喜を覚えた僕は、次の日から毎日電話をした。
2ヶ月が過ぎた頃、突然連絡が取れなくなった。
SNSを使っても返信もなく不安感に苛まれた。
半年後、突然向こうから連絡が来て、
嬉しかった僕は、相手からの突然の報告に
唖然としてしまった。
「婚約者ができた。今義実家で同棲してる。
だから、SNSもLINEも消すね。バイバイ。」
その言葉に悲しさと裏切られたという気持ちで
いっぱいになってしまった。
相手に婚約者ができた、じゃあ、僕は?って気持ちと
そっか、幸せになる道を見つけたんだね。って気持ちで
ごちゃごちゃだった。
数日経ち、気持ちが落ち着いた頃に、届かないメッセージを
送った。
「僕ではあなたを幸せにできない。なんなら、
あなたにとっては、僕は黒歴史かもしれない。
だから、婚約者さんとお幸せにね。」
と、送った。
本当に僕には出来ない遠距離かつSNSでの出会い。
相手の事を大好きな気持ちを抑え、
ただ、「幸せに」と思いながら日々を過ごしている。
4/1/2026, 4:15:24 AM