コロコロと落ちてきたどんぐりを追いかけて捕まえて頬袋にしまう。頬袋にはもう5粒のどんぐりが入っている。
これだけあればおやつ位にはなるかな?と安心安全な巣に向かう。
大好きなどんぐりをゆっくり食べれる小さな幸せにウキウキしてスキップなどをしてしまう。
が、揺らしすぎた頬袋から1粒のどんぐりがポンッと飛び出してしまった。
どんぐりは道から逸れて急斜面の土手を転がって落ちていく。
あぁっ待て待てと追いかけようとするが時すでに遅し。土手の先の池にポチャンと落ちてしまった。
まぁいいやあと4粒あるしまた拾いにこればいくらでもあるんだからと気持ちを切り替えて巣に入る。
(小さな幸せ)
どんぐりころころのオマージュ、どんぐりが転がって池に落ちるまでの話。
3/28/2025, 12:06:21 PM