欲望
欲望とは…
ほしがる心。不足を感じて、これを満たそうと望む心。
「三大欲求」として日本で最もポピュラーなのが、「睡眠欲」「食欲」「性欲」。 人間の生理的な欲求。
またアメリカの心理学者が提唱するERG理論では「生存」「関係」「成長」を「三大欲求」とするという説もあります。
とのこと
私の人生の半分は
この欲望というものを感じることを禁じられてきた
それは「恥」だと親に教わったのだ
だから欲望は私にとって悪いことなのだと思って生きてきたのだ
だから欲望のままに生きるのは許されないことだと思ってきた
そう…
鬱病が発症するまでは…
欲望を抑え込むと心が病むんだ
人に何かを望むことも
自分に何かを望むこともしないと
人間は壊れる
それに気がついた時
私は1度目の人生を終えた
実際は死んだわけではない
まあ…そうしようと思ったし
そのために行動に移したこともあったのは嘘ではない
が
わたしは人生をリセットした
だが
いざ、欲望というものは何なのか?
と思った時
欲を出すことは恥だと洗脳されて育つと
わからない
なにが好きなのか…
それすら思い浮かばないのだ
だが
親はまだいるけれど
私の中で消した瞬間
次々に欲望が溢れてきた
今まさに、人生の折り返し地点まで到達しているのにも関わらず
欲望が溢れ出て止まらない
あれもコレもしたい!
リセットした時思ったのだ
いつまで親にとってのいい子でいなくてはいけないのか?
もう私の人生を私自身が選んでいいはずだ!
その瞬間
人の目が一切気にならなくなった
人にどう思われようが関係ない
この溢れ出てきた欲望をもう止められなくなっている
だから
好きな髪色
好きな服
好きな物
好きなこと
好きな人にだけ囲まれていたいと思う
今までの欲望が溢れ出て止まらないのだ
だから好きなものは好き
嫌いなものは嫌い
ちゃんと言える人間になれた
性欲も恥だと教わったから
幸い子どもを産むことは出来たが
行為自体は子を産むための手段
子孫繁栄のための手段であり
この歳になるまで苦痛なものでしかなく
これが欲望になることは知らなかった
色々ややこしいので割愛するが
今、この性欲というやらも止まることを知らない
幸い、
わたしの周りには今の私を受け入れてくれる仲間が出来た
でも本来、欲望は適度にあり続けるべきで
規制してはならない
そうでなければ
俗に言う寿命平均年齢の折り返し地点にきている私のように
気が狂うほど毎日欲望を満たしたいとは思わないはずだ
わたしが叶えたい欲望を満たし切るまで
生きていられるだろうか…?
時間が足りない
今更遅い?
いや
遅くはない
いつからでも
何かを始めることに遅いことはない!
二周目の人生…
私は今
この恐怖と共に
抑えきれない欲望と今日も生きている
3/1/2024, 11:36:35 AM