『生きる意味』
俺の腕の中で眠る彼女のつむじを見つめる。
はぁぁ。
至福である。
このかわいいしかないつむじを見るために生きていると言っても過言ではない。
彼女と出会ったあの夏に、俺の人生は激変した。
彼女と交際を始めてからは、俺の生き方も意味を持つ。
彼女とともに一生を添い遂げ、絶対に一緒のお墓に入ってやると誓った。
ずっと触れられなかった彼女の左手の薬指。
その細い指元にきらめくプラチナを撫でた。
人生の目標達成に、また一歩、近づいたことを実感する。
「愛しています」
愛しさが溢れて、小さなつむじにキスをした。
4/28/2026, 12:16:11 AM