風速7、8m/s。
冷たい風が吹き、
外に干した洗濯物が
風を受け取り揺れている。
物干し竿の軋む音や
窓に風が打ち付ける音が
寝っ転がっている私の耳に響く。
目覚ましに風にでも当たろうと
ベランダに出ると、
思った以上に風が強く、
寒さが身に染みて
暖房の有り難さを感じる。
気温がそこまでだから
正直舐めていた。
気温と体感温度とは
これ程違うのかと。
早々と部屋に戻った。
しかし、お陰で目はバッチリ覚めた。
今日やろうと思っていたことは
午前中で終わるはずだった。
起きたら半日終わっていて
昼なのに外は寒い。
なんて生きにくい世界だ。
本に出てくる主人公なら、
昼に起きたぐらいで
やる気を無くしたりしないし、
午後に頑張ろうとしたりするだろう。
でも私は主人公じゃない。
誰かが主人公の
誰かの物語の
ただの脇役。
村人Aや通行人辺りだろう。
ちょっとしたことでやる気を無くすし、
午後にやろうとも思わない。
自分のせいで予定がズレただけで
1日を捨ててしまうような人なのだ。
家で1日中ゴロゴロ。
決して有意義な時間とは言えないが、
やる気が無いのであれば
何も出来まい。
"Good Midnight!"
こうやって時間を無駄にしていく。
いつまでも、いつまでも
私はこのままなんだろうなぁと、
寒さのように身に染みる。
1/11/2026, 2:46:11 PM