「…このことから、『枕草子』は関白であった藤原道隆の時代を称えている作品であると読み取れます。『源氏物語』の作風とは対であると考えられますね」
1000年以上前、二人の女性が己の才一つで名を馳せた。活躍した時期も近いので、よく並べられたり、比較されたりすることも多い。
でも二人が書き物をしようと思った理由はそれぞれで、その想いの結晶がこうして1000年先まで届いているのだ。
想いは水のように形を変えて色々な人の身体に染み渡り、遠い未来へと繋がれていく。
届くと、いいな。届いて、ほしいな。
この感動が、1000年先の未来にも。
2/3/2026, 11:53:23 AM