一寸先は闇でした。己の手元もまともに見えない闇の中を、手探りで進んでいくような日々でした。真っ暗な道を歩む中、私の指針となったのは、あなたの言葉。「いつかね」その“いつか”はきっと訪れないであろうことは分かっていました。しかし私は、その言葉のおかげでここまで歩んで来られたのです。あなたの残酷で優しい言葉が、暗中を進む私の灯台となったのです。『心の灯火』
9/2/2024, 11:26:24 PM