「やわらかな光」
僕は朝が嫌いだ。
眩しくて僕に起きろと言う太陽も。
でも、君に会える朝は好きだ。
君に出会って、好きになってから朝が少し好きになった。
君は僕にとってやわらかい光に包まれているように見える。
君だけは少しだけ周りよりも光り輝いて見える。
君の声も笑顔も僕には全部愛おしい。
いつか君に伝えられたらな。
僕は臆病だ。
君に想いを伝えたら今の関係が壊れることが怖い。
君に想いを伝えたいけど、結果が分からないことは僕は苦手だ。
でも、僕だけの光になって欲しい。
だから、ちゃんと伝えるよ。
夕方、夕日に包まれている教室で僕は君に
僕と付き合って欲しいと伝えた。
君はいいよと言って僕の手を取ってくれた。
やわらかい光に包まれて僕は温かい気持ちになった。
君はやっぱり僕の光だ。
10/16/2024, 11:47:20 AM