遥岳みのり

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日々の積み重ねがいつか、爆発してしまうのは当たり前の事だ。
爆発した感情を誰かにぶつけなければ正解、ぶつければ不正解。
そんな、理論を彼にぶつけた。
「そんな事、考えるよりもみのりは自分の幸せを優先して?」
彼は今日も私の幸せを優先する。
そんな彼に私は惚れてる。どうしようもないほど。
「ねぇ、たくみ?」
「どうしたの?」
「たくみは、彼女とかいるの?」
心臓の音が鳴り止まない。彼に、恋人がいたらどうしよう、と不安になりながらも気になってることを聞く。
「居ないよ?それがどうしたの?」
「ううん、何でもないよ、ちなみに私も居ない。」
「聞いてないし笑」
彼の優しく微笑んだ顔が好き。仏みたいな優しい顔だ。

突然思いついた小説

2/18/2024, 4:29:19 PM