やらなければいけない事に日々じわじわと忙殺され
ふと気付けば自分のやりたい事が何なのかさえ分からなくなっている
とある本で読んだ一節を思い出す
―幼い頃好きだった事をやってみよう―
お絵描きも外遊びも特に楽しいと感じない子供だった
それよりも一人で空想やごっこ遊びの中で夢を見ている時間が楽しかった
目を閉じる
心のままに望む世界に浸るとき、そこには柔らかで癒しの広がる穏やかな世界が広がる
現実は辛い、気だるい、刺々しい日も珍しくない
久々の甘い世界は抜け難いほど甘く優しい
これは良い場所を得たと喜ぶ
これからもたまにはここに来て心を休め回復させよう
但しここに溺れてはいけない
夢は甘く柔らかく、それでも私は生きなければいけないから
私に優しく
人にも優しく
夢の外にも優しい世界を広げて
目を開いたこの現実、少し優しさで包んでみたい
6/11/2024, 2:59:10 AM