No.24『朝日の温もり』私にとって朝というのは憂鬱でしかないものだ。また一日が始まってしまう、そう考えると面倒だという気持ちでいっぱいになった。そんな私の気持ちも考えずに朝日は私の目を覚まさせ、温もりを身勝手に与えてくる。ああ、今日も一日が始まってしまった。そう考えながらもその温もりに気持ちよさを感じてしまっていることに私はまだ気づいていない。
6/9/2024, 2:14:28 PM