紙兎

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溢れる気持ち

▷▶︎▷

夏風に吹かれる黄金色の髪。

地平線まで広がる海原のような翡翠の瞳。

気難しそうな顔をしながら、俺を見ると緩く微笑むその口元。


「 なにを笑っているんだ 」


不機嫌そうに低くなるその声も。

愛しい、と。

そう思う気持ちが湯水のように溢れてやまないのは
お前が俺の唯一だからだろうか。


「 なんでもないよ 」


俺がこんなにお前を愛していることを、お前は知らないだろう。

2/5/2026, 1:37:38 PM