ゆいに

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冬晴れ


ゴミを出しに出た朝だったろうか、過疎化が進んで駐車場の増えた町並みを歩いてゆくと、拓けた場所に出る。
そこへ行くと今まで見たことのないような巨大な入道雲を見るのだった。
空はこんなに拓けて半円形をしているか。雲とはこんなに大きくて限りなく続いているものかと僕は思ったものだった。

こんなに空が広い
こんなに空が広い

明け方に、僕はゴジラになってこの街中踏み潰してやがて、この一面の空が明るくなって真っ赤に燃えて、やがて星が呼吸する夜を灯らせるのを見たくなった。


ゴジラ来い、ゴジラ来い

1/5/2025, 11:27:13 AM