紫雨

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青い青い
2025/05/03㈯散文

最後の投稿のお題が青だなんて
紫の兄弟みたいなもの!
(同系色という言葉は知っている)
嬉しいなあ。
僕が、ここを始めた頃には
紫がつく作者名の人が
他にも3人いたんだけどね。
その節は被っていて申し訳ないと
思っていたよ。

あれはコロナ禍になる直前のことだった。
母と同い年の男性と
雑談をしていた。
「大人になったね」と言われた。
嬉しかった。
両親以外の人に成人しても
見守られるという事は幸せなこと。
でも少し悲しかった。
僕は成熟した大人だ、というプライドがあったから。
しかし、今思えばそういう
プライドこそが子供なのだ。
青い青い。

この前の長崎旅行で友達が
1人で温泉に入った。
(温泉付きのホテルだったんだ)
温泉から戻って来た友達に
「人は多かった?」と聞いた。
「ううん、少なかったよ。外国人が
2人だけ」
僕は面白半分で「見た?」と聞いた。
友達は「うん」と真剣な顔で
頷いた。
すぐさま2人で爆笑した。
中学生か!
まだまだ青い。

一昨日で、日記を終わらせた。
いつか日記を公開していたなんて!と青くなる日が来るだろうか。
でもそれは所謂、黒歴史ではなく
紫歴史。
今まで真面目に?書いていたんだもの、黒ではないはず。
そんな青くなる日が来るってことは、生きていたことだし
成熟したってことだから
無事に来ますように。

さて投稿を終わらせて
どんな気持ちで明日の空を
見上げるだろうか。
明日の天気予報は晴れ。
青い青い、どこまでも青い空を
期待しよう。

じゃあね。

5/3/2025, 1:34:50 PM