憧れている。世界の終わりに憧れている。誘われている。それはきっとこの世で1番素晴らしいものだと。あの荒れている、腐りきった地面に降り立って自分はそれがいかにそうなのか語るべきなのだと。遊ばれている。「ああ、みんな思ったより冷たいんだなあ。」黄昏ている。輪郭のはっきりしない終わりが、いつだって僕の瞳孔を掴んでは離してくれない。黄昏時、いつだって世界が終わるような気がしてならないんだ。
10/1/2024, 12:22:18 PM