仏壇の前に立つと、ひいばあちゃんとひいじいちゃんの写真が微笑んでいる。ひいじいちゃんは写真の中の人、でもひいばあちゃんは、優しい笑顔を今でも覚えている。あの人はいつも私たちを可愛がってくれた。温かい手で包まれるような安心感、あの頃の記憶は宝物だ。
しかし、ある日、救急車の音が響いた。幼い私はその意味が分からず、「待って…!!」と叫んだ。必死に走ったけれど、車には追いつけない。転んでしまった時の恥ずかしさと虚しさが、今でも心に残っている。そして、思い出させる。
それでも、こうして思い出すと、ひいばあちゃんの温もりが蘇る。あの人の優しさは、今も私の中で生き続けている。大切な記憶は、懐かしさと共に心を満たしてくれる。仏壇の前で、彼女に感謝を捧げる。愛された日々を思い出し、私はまた一歩前へ進む。
10月31日(木曜日)
【テーマ:懐かしく思うこと/幼かったあの頃】
10/31/2024, 3:55:52 AM