シュント

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気温が暑い夏の頃
僕は夏休みで友達と遊んでいた。
男女である公園で。
その公園はよく行く公園で、遊具なんてそんなないが、充分遊べた。
男1「今日なにして遊ぶ?」
女1「うーん。しりとりとか。」
男2「公園じゃなくていいだろ。」
そんな他愛のない、聞きなれている会話がなんだかとても心地よい。
こんな日々が小学生の時は当たり前だったはずなのに、中学になってクラスが別だったり、お互い忙しかったりして、なかなか遊べなかった。
だから、当たり前のようで、どこか懐かしい。
当たり前にあるものが実はそうじゃない。
ただそこにあるだけでなんて幸せだったんだろう。
この公園で見慣れていたモンシロチョウが彼女の肩に止まる。
そういえばあのモンシロチョウも、またすぐ見たようで、どこか久しぶりだ。
儚いこの風景を あと何度見ることができるのだろうか。
今は当たり前のものにもこう思える。
ありがとうって!
モンシロチョウ🦋

5/10/2023, 1:38:32 PM