No.299『君と僕』君と僕は違う世界の人間だ。だから僕が君を愛するなんて、そんなことはあってはならない。そう言ったら君は心底不思議そうな顔をした。「あなたは今私の目の前にいるのに違う世界の人間っていうのはおかしくない?」ああ、そうだったよ。君は…僕の愛した人は身分や生まれで判断しない人だって知ってたのに…。僕は本当に情けないなあ…。
4/12/2025, 7:52:34 AM