長患いをしていた私終わりの時が近づいた今傍らには手を握る彼静かな時間が流れる「幸せだったよ、ありがとう」「こちらこそ」だんだんと瞼が重くなり始める伝えなければと必死になる「大好きだよ、おやすみ」精一杯の笑顔とありったけの愛情を込めて言い切ったと同時に意識を手放した『最後の声』No.23
6/26/2025, 11:16:58 AM