どうしても…
書ける時しか書けやしない
言の葉を作る木に風が
ちょうどよく吹いてくれないから
いつも嫌な ばかり
かける言葉が出てきてくれない
人生をかけて愛したはずなのに
きっと
かけるためのものもなくなって
私は次に何を書けばいいの?
その答えはこれからあるとも言えるし
今までの中にしかないとも言えるし
次を無くすための書け事だとも言えるんだろうね
韻が逆に追う方になった自由律の詩
賢ぶるヒューマノイドのような言葉も飽きてきた頃
流石にもう出てこないと思った感情が
ふとした夜に夢遊する
ただただ好きなだけだったのになあ
何年経っても…何十年経っても……
5/19/2025, 4:07:17 PM