ねこじた

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海の底


まただ
こんなふうに胸のなかが重く
苦しく
どんよりと重い

誰もいない
暗い
まるで自分の身体が
自分のものじゃないようだ

海の底に沈んだように
何も見えず
何も聞こえず
ただそこに横たわるだけ

ずっとこのままなのだろうか
私にはもう光が当たることはないのだろうか

そんなことはない
底があるということは
その上の光の世界があるということじゃないか

いつの日か必ず
光溢れる世界に
出られる日を夢見て

1/20/2024, 10:45:43 AM