漣 蓮斗 月一更新かも

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テーマ はじめまして

「ねね!一緒にお出かけしよ〜」
いつも僕が話しかける。相手から誘ってくれることがないのに等しいから。
「..うん、いいよ」
いつもあの子の反応は微妙な感じ。
「じゃあ明日のこの場所ね」
そう言うと少しだるそうな顔が見えた。
「おっけ〜」

遊びが終わった日、大好きなゲームを開いた。あのこともフレンド、何気にやっている時、あの子のネットでの状況を見た。
「..へぇ」
その瞬間、あの子が苦手になった。あの子は僕とは違うフレンドと一緒に遊んでいたから。僕が誘わないで自分から言ったという事実があったことに反吐が出る。
「そっか、そうだ!」
僕は要らない存在だったんだ、せめてもの良心で一緒に遊んでくれていたんだ。自分が酷く醜い人間だということを知らされたようだった。

「..自分ばっかで疲れた」
もう誘うことを無くそうって言っても無理だと思うから、


さよなら、セカイ。

初めての教室で席を立つ。
「はじめまして、」
一生僕は誘う側。

おわり
微妙な物語だから書き直しがあるかも、書き直しは結構後かもだけど。

4/2/2025, 9:38:35 AM