るに

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どんな人でも光と影がある。
光は長所と呼ばれる、
その人のいい所であり
他人に尊敬されたり、
特別感のあるもので
人に見せびらかすもの。
影はその逆で、
短所と呼ばれるその人の悪い所であり
人が離れていったり、
無くしていきたいもので
人から隠すもの。
光は暖かくて
影は冷たい。
光が無ければ影はできなくて
影が無ければ光がわからない。
それなのに影ばかり目に付いて
どうしても下を向いてしまう。
誰でも影はあるって
自分も大勢いる中の一人だって
わかっているのに。
光がぼんやりとしていて
なのに影はくっきりとしていて。
あぁ。
子どもの頃の小さな夢って
きらきら光ってて可愛いなぁ。
短所も愛せて
長所はむやみに引き出さず
ありのままで。
"Good Midnight!"
そうだった。
私は何かを創作する人になりたかった。
光も影も見えなくていい。
創ってる時だけ
どうでもよくなる自分という存在。
涙は創作物を濡らしてしまう。
それでも止める気にはなれなかった。
だって涙は幸せへの水やりだから。

10/31/2025, 3:10:38 PM