眠れないほどに面白い本があれば、夢の世界にいるよりもずっと幸せだ。 『ユゴーの不思議な発明』を初めて見た時は500ページ越えの本を枕に寝るだろうなと読み出したら、寝るのが惜しいぐらいに楽しくなってしまった。 あんなにも眠るのを忘れて夢中に読破した本でも、私の可哀想なおつむは話の内容をすぐ忘れてしまう。それでも、眠りの国よりも夢心地になれたあの真夜中の読書だけは忘れられない。 (241205 眠れないほど)
12/5/2024, 1:37:12 PM