ミヤ

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"きらめく街並み"

街灯とショーウィンドウの装飾の光を受けた粉雪が、はらはらと降り続けている。

幸せそうな人を見ても辛くなくなったのはいつだったか。
自分と完全に切り離して、良かったね、と思えるようになったのは。


きらめく街並みをのんびり歩きながらつらつらと思い返してみたけれど、考えてみれば以前からそうだったかも。他人の幸も不幸もわりとどうでもいいものだと流していた気がする。
"……君、時々引くくらい周りの人に興味無いよね"と貴女に言われたのは、いつかの祝祭の日だったなぁ。

12/6/2025, 6:01:20 AM