「永遠に」
僕の余命は残り1年。
そんな僕の前に月夜蛍が現れた。
彼女は僕のモノクロの人生に色をつけた。
こんな僕でも生きたいと思った。
でも、天国までのカウントダウンは始まっている。
彼女にそれを打ち明けた時僕よりも泣いてくれた。
もっと早く彼女に会えてたら僕は。
彼女と過ごす日々は僕の心を癒した。
もう少しで終わると分かっているのに。
こんなにそばにいたいなんて。
彼女を苦しめるだけなのかな。
それでも、僕は彼女のそばにいたい。
永遠なんてものこの世に存在するのかな。
存在するのなら僕は彼女と永遠を願いたい。
永遠に一緒にいたい。
そんな願いが叶うはずないのに。
それでも、彼女との永遠を僕は願った。
永遠の愛を誓いたかった。
11/1/2024, 11:17:12 AM