佐藤 と塩

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私達はとある事件を解決するために、列車に乗ってこの国に来た。
古い名を日本と呼ぶらしい。


2204年 地球は地球外生命体、通称『宇宙人』との交流を盛んに行っていた。


「本日はお越しくださいまして、誠に有難うございます。先日お送り致しました状況報告の内容が現時点でも変更点なく時が進んでおります。」
『ご丁寧にありがとうございます。』

現在渋谷は不法侵入した宇宙人による高性能バリアで町が覆われているらしい。
そこでロンドン本部から私達、有害地球外生命体殲滅機関が来たのだ。


『こりゃスピード勝負だな。』
どうやらこのバリアは侵入者感知器としてはられているらしい。
『やったね。私たちが大好きなパターンだ』
『とりあえず全員で突撃で。』
「「「「「了解!」」」」」
パリーン
私達は光の速さで親玉の方へ向かっていく。

あっ見つけた!



ベチャッ
瞬殺だった。
なんか物足りないが、

次の任務もあるのでそそくさとこの国から退場する。

「あぁ皆様本当にありがとうございます皆様のおかげで何人の国民が救われたか、本当にに有難うございます!」

そう必死に頭を下げる黒髪黒目の中年男をバックに列車に乗った。
礼を言われるのは悪くない。必死に涙をこらえているのも悪くない。
だから私達はどこへでも列車に乗って、助けに行ってあげます。
あなたのヒーローになってあげます。

2/29/2024, 3:15:47 PM