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空を見上げて心にうかんだこと。

どこまでも青く澄んだ空は、どこか君に似ている。遠くに見える白い雲は、風と戯れ、その形を自由自在に変化させる。それは、ころころと変わる君の表情のよう。
もう会うことは無いけれど、私は人混みの中に、テレビの中継に、君の姿を探してしまう。どこか、私の知らない所できっと幸せに生きていることでしょう。あなたと過ごした時間は人生の中でとても短く、ほんの一瞬の青い春でした。もし、もう一度会えるならその時は少しだけ私の気持ちを聞いてくれますか?
青空は、穏やかな春の日差しのように笑う君を
夕空は、日が沈む中いつまでも話していたあの放課後を
夜空は、君のことを考えて一喜一憂していた私を
星空は、1度でいいから君と見てみたいという叶わぬ願いを
雨空は、あの日傘を差し出してくれた君を
雪空は、雪にはしゃいでいた君を
どんな空模様でも、心に浮かぶのはいつも君のことです。頭上には常に空があるように、私の心の中には常に君がいます。
でも、君は私の事なんて思い出さないでしょう。素敵な人と出会って、恋に落ちて、、その相手が私ならと、思ったりもしました。けれど、もし、今がつらくて、耐えられないなら、私がいることを知って欲しい。今の君の外見も何も分からないけれど、私の思いは変わらないから。君の記憶の中の私が君を支えられるように、願っています。

7/16/2023, 5:58:24 PM