私にとってあの子は唯一だっけど、
あの子にとって私はその他大勢の中の一人だった
人に心を開くことが下手な私は
頑張って友達を作る度に思い知らされた
いつしか相手の顔色ばかり窺うようになって
周りが求める答えと態度を探すことに必死になって
それが上手に出来なかったときは酷く落ち込んだ
ある時疲れはてて、ついに一切の交流を絶ったことがある
そこまでして気がついたのは、
結局人は、人に依ってしか生きられないということ
今でも人付き合いは苦手
うわべの綺麗な顔しか見せられない
そんな私でも、いつか
誰かにとっての特別な存在になりたい
▼特別な存在
3/23/2023, 3:08:48 PM