孤舟蓑笠翁

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「この道の先に」

即物的だけど、このテーマから思い出すのは、今は膝を痛めてできなくなった登山。と言っても、家から見える低い山に一人、弁当を持って登り、頂上の岩棚でお昼ご飯を食べて、少しごろ寝をして降りてくるという他愛もないものだけれど。
それでも、先の見えない一本の登山道を行き、ふと、高みに出たときに、これまでの藪から、視界が急に開けて、はるか眼下に自分の住むまちとその向こうに広がる瀬戸内海の島々を見るのは、何度来ても、心が清らかになれる瞬間。
懐かしい思い出。

7/3/2024, 12:24:23 PM