お正月近くになると、冬休みを利用してほぼ毎年、大阪に帰省する。
大阪は父方の実家で、夜中に父が車を運転して、早朝に着く事が恒例でした。
小さい頃の私は、夜9時に寝なければいけなかったが、大阪へ帰省する際は、夜に出発することもあり、夜更かしが許されていた。
その時間に金曜ロードショーやお正月前特番を見れる特別感が大阪への旅を一層楽しくさせた。
大阪に着いた夜は、親戚が続々集まってくる。
いとこと会うと、毎年お互いに人見知りをする。
ゲームの手を借りて近づいていき、一緒に遊ぶのだが、その時間が楽しく忘れられない。
大晦日の夜には、いとことガキの使いを見たあと神社に向かう。
冬の寒さの中、長い行列に並びながら鐘に向かう。
自分の番になると、鐘にお辞儀をして、今年あった事と来年の目標を思いながら、鐘をつく。
自分が一番大きい音を鳴らしてやる、と毎年思う。
その後は、神社の休憩室に行き、年越しそばをいただく。年越しそばより美味しい蕎麦はないと思う。
いとこと別れることを名残惜しく思いながら、年越しの1日が終わる。
8/5/2024, 1:48:31 PM