いつもそこにある 太陽
普段は 何気なく気がつかないけれど
いつも 無償の愛を送り続けている
毎朝 新しいページを
そっと あたためてくれる
ふと目をあげた 木々の間から
こぼれる光は
虹色の光線を放っていた
わたしは
太陽のなかに入りたいと
意識を 太陽の中へと送る
真実の目で見た太陽は
ほんとうは――ちがうんだよ、
あの人が わたしにそう言った
わたしは それを知っている
だから 思い出そうとして
がんばってしまうけれど
ほんとは
ゆるんだ時に ふっと思い出すものなんだね
太陽は
純粋な意識のかたまり
わたしたちのおなかにある
光の集合体
わたしたちが
太陽そのもの
5/8/2025, 10:18:02 PM