「 鏡の中の自分 」 ( 妙 玄若 注意 、 現パロ 逃げ若 )
… 最近 、 鏡 に 映っている自分が自分じゃないような 気がする 。
偶に 違う動きをしていたり とか 、 笑っていたり とか 。 …… まぁ 勘違いだとは 思いたいが ,
『 我が君 、 こんな 話を知っていますか , ? 』
ヨウコ
『 “ 妖狐 ” と言う 、 中国 や 日本に伝わる 狐の妖怪 。 人間 を 誑かしたり 、 人間 の 姿に化けたりする と 言われて居ますよ 。 他には 化け狐 など , … もっと 聞きたいです , ? 』
「 あはは 、、 まさかな … 。 」
ふと 、 等身大の鏡の方へ と 視線を向ければ 視線を 手に持っていた スマホへと 戻して 、 でも 好奇心に 勝てなかったのか スマホを机の上に置き 等身大の鏡の方向へと歩き出した 。
「 ……… 。 」
無言で 鏡に手を置いては 息を吸って 口を開いて
“ … お前は 誰だ 。 ”
そう言った途端 、 手を置いて居た 所から段々と 鏡に 亀裂が入って行き 思わず 後退りを
数度瞬き を しては 割れて居た筈の 鏡が 元に戻っていた 。
「 … あれ 、 鏡 今 ,, 」
又 鏡に手を置けば まるで水に触れているような 感覚が指先に 伝って 、 思わず 声を漏らせば 鏡 の 反対側から 自分の手を握られるような 感覚 を 覚え
《 はは 、 気付かれちま ッ たか 。 》
《 薄々 気付い てたんだろ ? 若君 サマ , ❤︎ 》
「 …… 嗚呼 、 気付いて居たぞ 。 」
「 “ 最初 ” から , 」
「 鏡の中の自分 」
11/3/2024, 7:14:06 PM