【今日の心模様】#3
※雨、梅雨、梅雨、本当の友達
4月24日水曜日
私達、6年2組は運動会団体戦でのチームを決める事になった。
女子と男子に別れて10分目標でチームの半数決めた。私達女子は3分もせずに決まったが、男子は10分直前に決まった。
そして、男子と女子の半数チームを合体することになった。
だが、中々決まらない。最初は順調だったのだが、私のチーム、凛と美緒そして私、蒼伊。隣のチームの小春、琥珀糖、莉緒、奈々と行きたい男子チームが重なってしまったのだ。隣のチーム、Aチームとしよう。Aチームは勝手に事を進めて私達がその男子チームに入りずらい空気にしてきたのだ。他のチームもみんな決まっているようで、私達のチームは速く決めろと言わんばかりの視線に包まれていた。だが、男子チームで残っているのは春樹、太陽、暁人、義人のチーム。私達から見ると、見るからに余り物チームだった。だがそんな事は言ってられない。人じゃなくてバランスを見ないと白組に負ける。でも....バランスも最悪そうだ。足が速い人は1人もおらず、チームワークもままならない。結論を言うと…絶対に入りたくない。私達は3人で心を通わせお互いにそう思った。なので、1回綾野先生にアドバイスを貰いに行った。綾野先生は
「1回Aチームと男子チームに私達もそこのチームに入りたいんだけどって行ってみてご覧。追い出されたり、悪気言ってたら、そこは違うでしょって先生が言いにいくから。」
と言った。うーん…なんと話そうか。そう考えている内、学級タイムは終わった。綾野先生が5時間目も話し合いにしてくれたので、勇気を出して本格的に勝負に出た。綾野先生はあの最悪チームに私達が君たちを見て嫌だって言ってるんじゃない。と元気づけていた。そのまま話し合いが続き、私達のチームと最悪チーム、Aチーム、男子チーム以外のチームは決まっていた。
そこで綾野先生はみんなに座るように言った。
そこで私は綾野先生に最悪チームのどこが嫌なのか聞かれた。私は勇気を出して答えた。
「バランスもそうなんですけど、..........................太陽さんとかが授業中ずっと喋ってて、運動会の練習も先生の話聞かなかったら一緒に協力できるのかなって心配して…。」
そこでみんなが納得した素振りを見せてくれた。私は安堵感を感じ、力が抜けた。そしてぽつり、ぽつり、涙が出てきた。そして、最終的に仮として私が男子チームに。Aチームが最悪チームに行った。それで授業は終わった。
帰りの会の準備では、それを恨んだAチームの女子が「泣く事は赤ちゃんがやる事!泣けば良いと思ってんの?」とブツブツ言っていたらしい。その近くにいた私の友達が「そーゆー事でブツブツ言うのこそ、赤ちゃんがやる事じゃないの?」と言い返してくれた。気分の浮き沈みが激しくて、なんかちょっと気持ちが悪い。そして守ってくれた友達と、大丈夫だよって声をかけてくれた友達を思い出すとすごく嬉しい。
今日の天気は雨のち晴れのようだ。
4/24/2024, 9:38:23 AM