多田野一人

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優しさ
あなたが悪いんじゃない…悪いのは私だから…って云う君の瞳は、哀しそうにこちらを見ている…突然告げられた、別れ話に心が追いつかなく…理由も云わずに、ただ、ごめんなさい…を繰り返す君が、遠くなってゆく気がして…そんなの、納得出来るはずがない、初めての恋が、モノクロの日々に、色を付けてくれたのに…本当は、最初からわかっていた、この二人の関係…でも、いつの間にか、一人で舞い上がって一人で浮かれていた…あなたの優しさに、少しだけ、期待していた…けど…

1/27/2024, 2:37:41 PM