月と六文銭

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街の灯りがあんなに遠くに見える。
陽だまりのように暖かかった君やあの人達。
この街を出てゆく今は、なにも残さず忘れてゆけばいい。
僕の靴音が夜の空に響く。
人知れぬ街で、もう一度生きてみようと。

さぁ、次の街へ。

1/29/2024, 10:03:00 AM