ꪔ̤̥ 時計の針 (あまりに長くて自分でも読む気失せる)
時間とは有限で、誰にでも平等に流れて、裏切らないもの。
そんなこと、とっくに解っている。わかっているんだ。誰かと比べて不平等に感じてしまうのは、なにも当たり前な思考であるということだってね。
そりゃあ卑屈に人生を悲観している人間が、勇敢で必死に努力して路を拓く、どう見ても光り輝くであろう人生に届きやしないなんて、本人も他の誰が見ても思うに決まってる。思うし、実際そうだ。
おわかりであろうが、私自身は前者である。実は人生の岐路に立たされている今、努力なんて無駄だとか、何もできなかったところで死にやしないとか、言い訳にしか聞こえないフレーズをただ繰り返し吐き出している。
ただ、こんな私にもひとつ言い訳ができないことがある。それは、周囲の人々からの期待に応えられなかったという事実だ。弱い心にムチ打って自分を奮い立たせて、泣き崩れて立ち上がって、でもすぐに自分のあるべきであろう場所にトンボ帰りして、もうできないと何度もし ぬ気で喚いて瞼を腫らしてずっと身体が動かず無気力なまま、何度もし ぬなら今、来世は富豪のわんちゃんに生まれ変わりたいとか、犬種は雑種がいいけど血統書がないと買って貰えないだろうからやっぱ狆(チン)とかでいいや……と頭を空っぽにしたら生きてなくてもいいかな、なんて夢に堕ちる堕ちる怠惰で本当に無価値な自分の全て。どれだけ自分を呪えば、自分は赦してくれるのだろう。と、無限で答えのわかりきった無意味な呪いを身体の中で循環させて吐き気がする。(残念ながら、吐いたことは一度しかないし吐き方も知らない)
もう、いいだろう。勘弁してくれ。私はし にやしない。ただ、生きれないだけだから。
だれも、私を見ないでくれ。ただ、淋しいから寄り添ってくれ。はは、傲慢な。
ここまでの語りに付き合ってくれて感謝する。
最後に、「秒針を噛む」という ずっと真夜中でいいのに。さんの楽曲エピソードをついてお話しよう。
私は未曾有のウイルスが蔓延した時代、ある友人と縁が切れかかってしまった。進学のこともあっただろう。その時、ひどくこの曲に酔心した。狂おしいほど誰よりも愛し憎んだ曲かもしれない。もう今は、あの頃に戻りたくなくてさっぱり聴きたいとは思わなくなった。だが、あの頃の私に無くてはならなかった曲だ。今日ばかりは、ほんの少しだけ懐かしもうか。
昔から自分を呪ってばかりいた自分の、本格的な出発点を。
2/6/2026, 1:54:20 PM