苦しかった、辛かった。
泣いて、挫けて、折れて、崩れて、潰れて、途絶えて、真っ暗になって……
それでも立ってきた。
弱い自分が惨めだった。力がなくて悔しかった。簡単なこと一つも考えられなかった自分が嫌だった。泣いてばかりで腹が立った。
でも心の奥の私が言う。
それでも立ってきたんだろ!
ぶわりと体が熱くなる。熱くてあつくて火傷しそうだった。自分の体の中の心の奥のもっと深い芯の部分が燃えている。薪は情けなくて弱かった自分。
さよならなんて言わない。この薪はこの身が立つ限り燃え尽きて灰になったりはしないから。
いつか、今の自分じゃ考えられないような壁に当たってしまったとして、挫けてしまったとして、消えてしまうという時に。その時私は精一杯叫んで
それでも立てよって叫んで、私は喜んで薪になろう。
バイバイ
2/1/2025, 10:50:39 AM