NoName

Open App

今日のテーマは『寂しさ』
ここ最近急速に発展したインターネットによって顔も知らない相手と気軽に交流できるようになり
早朝に「おはよう」と発信でもすれば誰かしら適当な返事をくれることだろう
そんな時代だからこそ寂しさは特に感じ難くなった感情の1つだと考えているのだが、そこは個人差があるに違いない
実際、インターネットで交流できるから寂しくない人間もいれば直接会わなくとも交流できるからこそ寂しいという人間もいるはずだ
なんなら寂しさは何も人間関係に限った感情ではない
自らの世代で流行した楽曲を最近の子供が知らないだとか、少し複雑だがやってみると微かな高揚を感じた電車の切符が利便性の波に飲まれて消えつつあるだとか
古いものに良さを見出す自分を自覚して、それを大人になったと胸を張れたらいいのだが、老いてしまったなんて表現も否定はできないのが辛いところ
まあ、まだ寂しさで収まっている現状は悪くない
これが固執に変わってしまえば私ももう年だな、なんて冗談が冗談ではなくなってくるわけだ
『流行は繰り返す』
そんな言葉をよく聞くが、実のところ私のような人間が若者に影響を与えることで発生する出来事なのかもしれない
なんてことを言っている時点で私ももう年だな、と
そんな話を1つ、いかがだろう?

12/19/2023, 11:51:17 AM