スープ

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本当に悲しい時の情景描写は土砂降りではなく快晴だ。心が痛むとき雨はそっと寄り添いその腐敗を止めてくれる。対して太陽は広い空の中でただ一人威張っている。元気を出せと上から宣う。それが憎らしい。あえて話し言葉を使い端的に述べるとすれば、うざい。甚だうざい。

うざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざい。いやいや実際は非常に愉快なんだ。遺書というのは最も純粋なエッセイなのかもしれない。ところである信教では人間は死ぬと御天道様の上に昇ってゆくらしい。太陽の下で泣き、死してその弾圧を浴びることは無くなる。太陽を見下す。今こそ問おう諸悪の根源太陽よ。貴様は一体何者なのだ?

11/26/2022, 5:14:11 AM