「1件のLINE」&共依存(?)
届いたメッセージは、一行だけだった。しかし、その短い言葉には、彼女の心情が滲み出ていた。
「もう会えないかもしれないけど、あなたと過ごした時間は本当に幸せでした。ありがとう。」
切なさと感謝の気持ちが、私の胸を締め付けた。
私は彼女に返信を送ろうとしたが、手が震えていた。どうやって伝えればいいのか、わからなかった。私も彼女と過ごした時間は本当に幸せだった。彼女との思い出は、私の心に永遠に刻まれるだろう。
「私もあなたと過ごした時間は、一生忘れない。ありがとう。」
私は、伝えたかった言葉を簡潔にまとめて送信した。しかし、彼女からの返信は、私が予想していたものとは異なっていた。
「ごめん、冗談。会えるよ。」
彼女の言葉に、私はほっとした。だが、同時に小さな怒りも感じた。冗談でも別れを告げるなんて、彼女が私に対してどんな思いを抱いているのか、わからない。でも彼女は私にとって特別な存在だ。会えないなんて、考えられない。
「こんな冗談はもうやめて。」
この一言だけでも伝えたかった。これ以上は送るつもりはなかった。しかし、止められなかった。
「私たちはずっと一緒なの。これは絶対に変わらない。そうでしょう?」
自分でも驚くほど、私は言葉を重ねた。
「そうね。私たちはずっと一緒よ。」
ああ、良かった。彼女も私と同じ。"一緒"だ。
"私たちはずっと一緒よ"
その一言がどれだけ嬉しいことか。
今日もまた彼女と私の愛は深まっていく。
誰にも邪魔できない。私たちの愛情。
7/11/2023, 10:32:03 AM