いもばたけ

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「信号」
青い夏の煩い蝉の声が君の声をかき消していく。白線の上で告白した僕に君が手を伸ばしてくれるから僕の気持ちは晴れやかで、それでいて嬉しくて。
黄色い学生帽の下が歪んで今にも泣き出しそうだから、僕も泣いてしまいそうになった途端、目の前が真っ赤に染まった。  
         テーマ「君と最後にあった日」

6/26/2023, 11:06:32 AM