詩(お題)
『海へ』
渋滞してる道路
潮の匂いに高まる鼓動
潮騒が聴こえてくる
久しぶりの海へ、ゴー!
砂まみれのサンダル
ギラギラ太陽
やけどする砂浜、踏みしめて
水着デビューは大胆に
海小屋はにぎわい
子供は探検家、若者は無法地帯
それを見つめる老人たち
流れる夏らしいミュージック
海水は少しナマ温かい
カニや海草をよけながら
海へ、深い海へ、歩いてく
振り向けば砂浜は過去になる
泳げば溺れて海水を飲み
それでも泳げば足がつる
もぐればサカナやエビがいた
足の指先でアサリも探す
もうすぐ満潮、来るから戻れ
誰かが仲間に叫んでた
ゆっくり泳いで砂浜向かう
意外と満潮、追い抜かれてた
顔もやけどでヒリヒリしてて
夜はアサリでビールを飲んだ
海へ、もう一回、そう海へ
それはすべて、昔の記憶
8/24/2024, 5:38:42 AM